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ダメ人間のオタク浪人のブログ・9つ目。
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Le[鋭アクサン]te[鋭アクサン]島における農業と牧業の緊密な結びつきは、様々な水準で見られる。休耕地もなく作付面積の拡大も不可能な中での農地の過剰使用が行われているため、動物の糞肥の投入は決定的である。であるから、粟の栽培に使われる土地の施肥のために牧業が繰り返し要請される。このために収穫高の減少は最低限に抑えられ、ほとんど同じ収量が維持されるぐらいになる。この施肥方法は、経営単位の動物の放牧により最も頻繁に行われる。糞肥の生産は、動物の頭数と飼料資源と[を変数とする]関数である。


本質的に牧業に向いているこの島は、水が引き、自然的に彼らのためのものである地面が減少する時期には、多くの群が出会う場所となり、重要な群、特に牛の避難所となる。


経営単位の動物の頭数が家族の畑への施肥のために足らないときには、家長は、両親や、島に滞在している他の飼育者の援助を求める。この場合、畑の持ち主が飼育者に飼料を提供する伝統的な契約と異なり、感謝の代わりにkolaの木の実の簡単な贈り物で十分である。飼育者によるほとんど無償のこの奉仕は、この島の住民と外部から来る羊飼いとの間の絆の枠組みに刻み込まれている。


住民にとって必要な食料を満たすために農業生産が十分でないことは、必要な栄養を補完するために、彼らに動物とその産物、とりわけ乳を売ることを余儀なくさせる。粟の栽培のための土地が少ないことと、耕地を拡大することが不可能なため、農業生産は住民の年間の必要を満たさない。そのため、牧業が農業に対する助けとなる。幾人かの農牧者だけが、とりわけ大きな農地を持っている者だけが、毎年家族の栄養的必要を満たすだけのものを生産することが出来る。


しかし、農業と牧業を営むことに幾つもの有益さがあるとはいえ、幾つかの不都合も存在する。動物が耕地に与える損害に加え、二つの活動の間の空間の競合も強調する必要がある。浸水地帯の周辺においては、耕地の全域にわたって農耕地の牧畜地への浸食が生じている。もう一つの不都合さは、経営単位における労働力の運用に関してである。これは、農業活動[にかける時間]のいくらかを群を率いるとこに割り当てることで行われる。しかし、この戦略は、家族の労働力が十分でないため、しばしば限界を招く。幾つかの経営体の長は、草取りに際し、この不足を補うために、賃金労働者か共同体の仕事の助けを借りる。


糞肥をもたらすことに加えて、飼育を行うことは農業に対する担保になる。それは、必需品を購入するための資源をもたらし、農業生産の不足を補う。動物を売って得た金もまた、雑草が耕地に侵入しないための草取りの資金源になる。

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