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ダメ人間のオタク浪人のブログ・9つ目。
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KoroaとDjayoriそしてIssa Koi[トレマ]raの小集落の人間は、漁業と農業を組み合わせて生活している。もともとは漁業だけを行ってきたが、この活動から得られる資源の不足が、彼らに住居のすぐ周辺で農業を営ませることになった。彼らは、基本的にモロコシ、玉蜀黍、米を栽培している。彼らは、島の最初の占拠者たちと彼らの子孫たちがそうしているようには、toudouに粟の栽培のための土地を持っていない。彼らは、それをrouga(村の長老)から借りている。


農業は、ここでは、生き延びるための生産体系に統合されている。これは、漁業を補完する活動となった。農耕のための耕地の不足、しかも、その耕地がしばしば川の増水のために損なわれることが、この共同体の構成員を恒常的な食糧不足に置いている。漁業資源は、家族の生存を確保するための必需品の購入に充てられる。漁業による収入が家族の生活の必要を満たすに足らないことが、農業を行うことを必要にさせている。この活動に当てられている面積の大きさと、それを主要な活動にしている人口の多さから言えば、牧業はLe[鋭アクサン]te[鋭アクサン]島の職業の中で第一のものであり続けている。


この島の土地は、最初の占拠者たちの子孫とその家族に相続によって属している。残りの住民は、畑を借りることを余儀なくされている。個人、または家族による島状砂質高地の土地の取得は、その恒久的な利用か、またはしばしば一時的な宿営を設けることで実体化された。反対に、放牧に捧げられている浸水地帯は共同体に属する。この放牧領域に時折行われる野焼き[bru[曲アクサン]lis]を除き、これらの土地の取得を実体化するものは何もないが、一方で、一つの場所は、その構造とその周辺を物質的に改変することによって取得される(Moles, 1992)(*)。この牧草地は、争点の中心である。漁民は、川から得られる資源だけでは生活できなくなってからよれ多くの耕作地を望むようになっており、群をもはや所有しなくなった島の住民の一部も同様である。島の土地の所有者である農牧者は、放牧領域を減少させて二つの共同体の間の紛争を重大化させることになる耕作地の拡大を望んでいない。


漁農民は、この島を放牧領域だとは考えらおらず、潜在的に利用可能な耕地だ見なしている。島の浸水して改良可能な土地は、この放牧領域に農地としての大きな可能性を可能性を見いだしている近村の住民たちの渇望をも引きつけている。右岸のBe[鋭アクサン]nin人も、日の島の豊かな土地を渇望している。それが、彼らがこの島に種まきに来ている理由であり、争いを再燃させている。


場所[の使途]が特化していることは、農業と飼育の間での空間の競争を緩和しているが、農牧民についてはそれほどそうではない。浸水地帯と島状砂質高地との自然的な分化は、場所の特化をもたらしている。前者は放牧のためのものであり、後者は農業のためのものである。一方で、このような土地の二分化は固定的なものではない。これは、人口の増大とその帰結、耕地に対する必要の拡大、川のあり方の変化と増水の弱化による耕作地の拡大、に従って動的である。


この体制は、とりわけ牧草地と耕作地の過剰使用によって、ますます困難に直面している。この島に大きな群がいることは、牧草地の消耗と劣化を引き起こしている。この状況は、飼育者の一部にBe[鋭アクサン]ninに移牧に行くことを余儀なくさせている。土地の過剰使用は、大量の糞肥の投入にもかかわらず、収穫を減少させている。




(*)Moles A., 1992- Vers une psycho-ge[鋭アクサン]ographie. In: Bailly A., Ferras R. et Pumain D., dir.- Encyclope[鋭アクサン]die de la ge[鋭アクサン]ographie. Paris: Economica, p. 159-188

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