ダメ人間のオタク浪人のブログ・9つ目。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
オタク浪人は、それでも高校時代まではまだ潔癖性が残っていたのですが、大学に入って東京で暮らし始めると、完全にこれを放棄せざるを得ませんでした。
それ以前に、まず、受験の時に、便所で受験票を口に銜えている人を見て驚きました。
しかも、それをやっている人が、決して一人ではなく、結構いるのです。
受験の時というのは、まさに便所を使うのを躊躇ってなどいられない時ではありますが、それでも受験票を口に銜えなくてもと、度肝を抜かれたものです。
ちなみに、近年ではどこでも急速に厠が奇麗なものに改修されるようになりましたが、オタク浪人が上京した頃は、まだまだ便所というのはかなり汚く、匂う場所でした。
その頃は女子便所が少なかったので(今では増えています)、女子便所の前では行列が出来ていたりもしました。
他人が使った直後の便所を使うのは嫌だとか、便所の前に並ぶのは恥ずかしいとか、松江二中の生徒だったら誰もそう言うだろうのに、その時そこにいたみんなは、そんなことは全く気にしていないように見え、「これぐらいの神経の太さを身に付けないと、受験に臨むことは出来ないんだ。」と、オタク浪人は妙な所で感心したものです。
ちなみに、行列が出来ていたのは女子便所だけではなく、男子便所でも中では行列が出来ていました。
まあ、とにかくそんなことで、初めて受験で上京した際には、まず、便所を気にしない東京の学生の神経の太さというか、度胸というかに圧倒されたものです。
まさに、受験以前に、神経戦で敗れたといった感じでした。
勿論、落ちたのは、そんなことが理由ではなく、オタク浪人に基礎的な学力がなかったからではありますが。
PR