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ダメ人間のオタク浪人のブログ・9つ目。
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Tabaskiの祭りは、飼育者に・商人とっては一年のうちで鍵となる瞬間であるが、動物の飼育・取引であれ行事に結びつく活動であれ、より一層多くの者にとって重要な瞬間である。全てのことが金儲けの活動を作り出す文脈になり、全ての業務は金によるものとなり、その多様性は驚くばかりで想像の域を超えている。小さな商売が特に行われる。綱を売る者、水を売る者、家畜のための薬を売る者、羊飼いのための小刀や鞭、羊のための飾り布を売る者、bissap(ハイビスカスの花)の飲料を売る者(しばしば女性)、時計・サングラス・埃対策のマスクその他を売る行商人、そして、週ごとのいつもの市の通常の商売全てである。服務業部門もまた拡大する。仲買人の他に、ある者は市の番人となる。他には、羊を洗う者(若者と子供)や、市から飼い主の車まで羊を持ち運ぶ者、荷馬車まで羊を連れて行く者などがいる。


Tabaskiは、大企業によっても宣伝のために利用されている。動員される資源は膨大である。2008年のTabaskiの時には、電話会社のTIGOが一匹当たり80万Fcfaに達するような羊160匹を配給した。宣伝は、テレビやラジオでも行われた。Tabaskiの運営のための小事務所が設けられ、そこはまた羊の調達も担当した。この会社は、2006年のTabaskiから商業運営に乗り出した。


Tabaskiの時期における他の大きな「伝達者」は国家である。首都への供給は重要事であって、Tabaskiは政府にとって敏感な瞬間となる。飼育担当の大臣は、この時期にその人気と信頼性を発揮する。それは、羊の販売と購入にとって望ましい状況、つまり、運送についての寛容、販売所を整備すること、人工飼料に対する補助金などであり、「一つの家族に一匹の羊」という省のスローガンに対応することである。D. Faye Se[重アクサン]ne(*)によると、このスローガンはあらゆる所に見いだされ、1999年のような暗黒の年の記憶から来る不足への不安を証言するものとなっている。毎年、Tabaskiの準備のための省際委員会は、新たに二つの啓蒙的な手段を講じる。一つ目は、「輸送の軸に沿っての、待ち受けている区域や販売所に至るまでの、国境の技術的な管理の柔軟化」である。


この手段は、国土に多様な形で適用されるが、隣国から多数の飼育者がやってくることを保障することによって不足の危険を防止するためのものである。二つ目は、興行的に生産された飼料への補助金である。2008年には300噸であり、そのうち200万噸は、Dakar地方の規格販売所の飼育者のために準備された。補助金の率は38.46%であり、6500の代わりならば一袋当たり4000Fcfaである。[ここの所文意不明。4000/(6500+4000)=0.38095であるが、10500Fcfa相当の袋に対して4000Fcfaの補助金が出るの意か。]


Tabaskiをうまく運営することは、人口が多く決定的な選挙区に対しその印象を良いものと機会であり、政府にとって重要事である。しかし、年の選挙民である消費者のことに集中しているため、政府によって行われる服務は飼育部門のことを忘却している。




(*)D. Faye Se[重アクサン]ne, Commercialisation du mouton de Tabaski au Se[鋭アクサン]ne[鋭アクサン]gal en 2003, Universite[鋭アクサン] Cheikh Anta Diop, Dakar, 2003

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